2018年05月12日

高齢者施設で

ようやく父の落ち着き先が決まり、引っ越ししました。
場所はグループホーム。
昨年秋、できたばかりで綺麗な施設。まだ入居者も少ないから目も行き届きやすい。グッド(上向き矢印)
しかも、トイレには小便器がある。

最近は家庭に小便器のある家は見ないし、施設においても結構少ない。
今の男性高齢者は小便器で育った世代なので、兼用の洋便器を綺麗に使いこなせない場合が多々。だから、小便器があったのは嬉しい。
トイレに行くのが間に合わなくなっている父に合わせ、部屋はトイレにいちばん近い部屋にお願いしました。

そして、引っ越しした父の最初の言葉は<なんで幼稚園なんだ?>
う〜ん、わかる。
食堂ホール壁一面に色ちり紙の花が咲きまくり、置いてある本は漫画日本史。
子供じゃあるまいし、これ何? 私だってそう思います。
白い壁を少しでもにぎやかにと、スタッフの心遣いなのかもしれないけど幼稚園児と高齢者は違う。
それに壁材は準不燃とか不燃を使っているのに、こんな燃えやすい紙が一面では危険なのでは?
最初から想定して一面だけでも柄などアクセントの壁紙にするとかいくらでも方法はあるのに…。
設計者やインテリアコーディネーターが現状を考えずに壁材を決めていると思う私。
自分が手掛けた高齢者施設では完成後を想定して壁材を決めていたので、とても歯がゆい。
とはいえ、お世話になる身となると文句もなかなか言えない…

初めて施設というシステムを利用すると、色々見えてくることが沢山あります。
今までは外側だけでしたが、中から見るとがく〜(落胆した顔)

施設特有の匂いはその処理の速度でも変わるし、ぼ〜っとした人が多くなるのも会話が少なくなるから?
施設における一番のボランティアは入所者との会話かなぁ。それとインテリアチェック。

父の場合は忘却は多いのですが年の割に会話もしっかりしているので、身内としては週2回の訪問で何とかしようと思っています。
帰りがけ、子供達に色々してもらって幸せだな、という父の言葉がかえって痛い…


それにしても、自分が行きたい施設、作りたいなぁ…
ちり紙の花や童謡、民謡インテリア、どれをとっても違和感のある現状はいったい誰が決めているのでしょう? 高齢、痴呆、子供化イコールではありません。

ビートルズ等洋楽で育ち、携帯パソコン環境で仕事もしてきた私たちの行く末はどうでしょうね?
近い自分の将来として、興味津々。



posted by earlgray at 14:33 | TrackBack(0) | プライベート
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183188583
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック